かき氷の底にくるみ餅があり、フワッとシャリッとした氷と一緒に、くるみ餅(白玉団子)を頬張ると、ほんのりとした甘さが口の中を楽しませてくれます。
現代ではシロップをかけたかき氷が主流ですが、鎌倉時代末期から「和泉屋」と言う屋号で元徳元年(1329年)から創業されているとは思えないくらい味わい深い。
「かん袋」と名付けたのは、なんと、「豊臣秀吉」さんですって!
その由来は、和泉屋の主人が餅作りで鍛えた腕力を使って、瓦を屋根の上に放り投げている姿が「かん(紙)袋が散るように似たり」と言って、「以後、かん袋と名付けよ」と命じたとか。
まぁ、一回、時代を感じながら食べてみて下さいな。
和菓子好きの初夏には、この「かん袋」のかき氷が五臓六腑に染み渡りますよ。
デートで使うとオシャレかも